渡る世間、沼しかねぇ

ジャニヲタが次元を問わず沼を増やしていく様子

「飛ぶ」ことへの不信感の正体は何なのか

ジャニーズを辞めて例の八王子の事務所に移ることを一部では「飛ぶ」なんて言われていますが(地味に上手い)、そこまで良い文脈では使われていないと思います。

一応私の担当で飛んだ人はいないので、当事者ではないような気もしますが、何に違和感を持っているのか、何がこんなにスッキリしないのか、考えて吐き出してみたいと思います。

 

事務所自体、社長(でいいのかな)へのマイナスイメージ

新会社の設立はしない(私の記憶の中でのニュアンス、間違ってたらすみません)と言っていたのに、結局設立する、しかもジャニーズ辞める前から準備してた?という一連の流れでそもそも事務所自体にマイナスイメージついてしまったかな…と。

もちろん後々気持ちが変わることだってあるでしょう。準備していたのもドメインなどのようですから別業界の会社を興そうとしていた可能性もあります。それならそれでそう説明してもいいと思うのですが、特にそういう情報は見つけられてません。私だけ?

こうなってくると色んなことに疑心暗鬼になりました。全く引継ぎがなかったという話は?滝沢歌舞伎が打ち切りのような形になったのはどうにかできなかったのか?(どちらにしても今のSnow manのスケジュール的に転換点だったとは思うのですが)そして今振り返ると絶妙に性加害問題から逃げ切ったようなタイミング。これも色んな噂が流れています。おそらくはたまたまなのでしょう(もはやそうであってくれと願ってる怖すぎるから)。ですが、単なる噂だろうと思っていたことが事実だったということが今まさに分かってきているのです。案外真実かも…と思わなくもないです。

 

このような、黒とも言えないがなんかすっきりしない、ある程度納得して応援されての独立という感じがしない、というのが積もってあまり好意的に受け止められないです。よくあることと言えばおしまいですが。

 

そして論点が少しずれるんでしょうが、少なくとも性加害問題について事実確認という点で彼にも話を聞かないといけないとも思います。もちろん会社としての責任や対応は今の社長になるのでしょう。ですが、分からないものは分からない。創業社長のように全部を自分でやったわけでもないでしょうし、ある程度規模が大きくなれば分業するのが自然でそれを統括するのは当時の社長なので知らないことがあっても不思議ではないと思います。では、当時のジュニアを見ていたのは誰か。誰が詳しいのか。そこで名前が上がらないのは不自然という意見は私が言わずとも結構見られる意見です。責任追及ではなくて、単に事実確認や再発防止のための真相究明で話を聞くのはそんなにおかしいでしょうか。ジャニーズ事務所が話させないというなら、それこそまさに圧力です。徹底抗戦しましょう?このあたりも何だかもやっとするところです。

 

売り出し方、やり方

結構気になっているんですが、色々やり方が「うーん」と思うところあるんですよね。

 

まず、前のグループのモチーフ、メンバーカラーを持ち出してくるところです。

所属発表初回とか特にそうかなと思うんですが、私は良くは捉えていません。これは自担が飛んでないからかもしれませんが、分かりやすいとはいえダサいなと思います。よく言われる「転職と同じ」で言うなら、いつまでも前職の会社のブランド力に頼っている感じに見えます。経験、スキル、知識などは本人のものなので存分に活かしたらいいと思います。お金や時間をかけて育ててもらった面もありますが、それこそ転職の感覚と同じだと思います。ですが、転職した人が「××で△△をしていました」ばっかり言っていたら、じゃあ戻れよと思いませんか。それと同じ印象を受けます。前向きになのか後ろ向きになのか、いずれにせよジャニーズやジャニーズ時代との決別の覚悟を持って辞めるんじゃないのか?と思っているので余計にかもしれません。もう少しカジュアルに辞められる方がいいのかもしれないですけどね。

 

次に新しさが見えてこないことです。

ジャニーズを辞めるのは、現状に不満がある、現状ではできないことがしたいという理由に収束すると思います。海外という話も耳に入ってきます。でも今のところはあまり新しさを感じません。待遇とかであればこちらからは見えないですし、事務所が新しいエンタテインメントを標榜していることで期待しすぎているのかもしれません。

今のところ全員元ジャニーズなので、オーディションも気になるところです。ジャニーズジュニアのオーディションにも早々に関わっていたらしいので、ここは正直かなり期待していました。時間がかかっているのか、結局は引き抜きの2号店なのか…。

今日動きがあったようなので、これからかもしれません。

 

最後にタグ芸?です。

これは100%私の趣味嗜好の話なんですが、Xのトレンドやポスト数、YouTubeの再生回数など、SNSでの数字をファンが意識して作り出すというのが何だか合わなくて…。CDを複数形態、複数買いさせるような売り方をして枚数を稼ぐのはまあいいんです。あくまで売り手が買い手の行動を予想して売り方を考えているだけだと思うので。これとパラレルで、公式のハッシュタグを決めたり「〇回再生ありがとう」という発信をすることでか数字が上がるように誘導されるのは構わないです。ただ、業務連絡として出されるお知らせポスト、再生回数を回せという趣旨の発言がどうも受け付けないです。

ああいうのってあくまでたくさんの人が関心や興味を持ってつぶやいたり、たくさんの人が見たい・聞きたいと思った結果だと思う私が時代遅れでしょうか。

 

単に慣れていない

これまでのタレントで辞めた後に同じ場で活動している人があまりいないように思います。単に慣れてないのかもしれません。

これまでだと、テレビより現場やネットが主戦場になる人が多く、ジャニヲタの活動範囲で見る機会があまりなかったような気がします(圧力や忖度なのか、実力や需要なのかどうかは分かりませんが)。その住み分け?が色んな要因から混ざってきて目にしてしまう→慣れないということですんなり受け入れられないのかもしれません。

 

ここまで書いてみて

要は期待しすぎてしまったのかもしれません。

こんなことにならなくても、ジャニーズってもしかして斜陽?という危機感はうっすらありました。テレビ一強の時代ではない。Xやインスタ、YouTube、ネット配信など他にも人目に触れる手段がある。むしろそのあたり出遅れているジャニーズは時代に取り残されるんではないだろうか。韓国アイドルも人気だし、歌い手とかVtuberもいる。この状況でジャニーズが過去にならず生き残る道は?と思っていたところに業界に一石を投じる新事務所。タッキーなら面白いことをしてくれるかも?、ジャニーズと切磋琢磨していくライバルになるかも?と勝手に期待を押し付けた面もあるのでしょう。ところが上記の通り、あまりしっくりこなかった。期待をしていただけに反動も大きかった、というのが、自担が飛んでいないけどなんかもやっとする私の気持ちの核のようです。